手作りみその作り方
手作りみそ(みんなのみそ)は、『各ご家庭で昔のような味噌作りが復活して、それぞれの家庭で作った美味しい味噌で、1日の始まりの朝に家族全員で美味しい味噌汁を食べていただければ嬉しい』との思いで始めました。
味噌作りの職人によって下ごしらえされた材料を使い、加減しだいで、ご家庭独自のオリジナル味噌が作れます。
作り方1
大豆を一晩(15時間以上)水に浸します。
※大豆は2倍以上に膨れますので、たっぷりの水に浸してください。
たっぷりの水に一晩大豆を浸す
作り方2
大豆をザルに上げ、水を切り、圧力鍋又は鍋で煮ます。
・圧力鍋でされる方は大豆の表面にかかる程度の水を入れ、蒸気が上がってきてから、20分程弱火で蒸し、その後火を止め10分程置いて残りの蒸気を出してからフタを開けてください。
・鍋で煮る場合は、4~6時間位かかります。
ひたひたになる程度に水を入れる
作り方3
蒸し上がった大豆を親指と小指ではさんで、しっかり潰れるか確認してください。潰れる位になっていれば、大丈夫です。
堅い時はもう一度蒸してください。
大豆を挟んで潰れるかを確認
作り方4
大豆をザルに移します。
その際、大豆の煮汁は後で水分調整の為の種水として使用するので、必ず取っておいてください。
煮汁は種水として取っておく
作り方5
大豆は、熱い時は扇風機やうちわなどを使ってすぐに冷ましてください。
熱いまま放置すると大豆が変色してしまいます。
大豆を冷ます
作り方6
麹と塩(全量)をしっかり混ぜ合わせておきます。
※塩むらがないように…
麹と塩を混ぜ合わせる
作り方7
大豆を冷ましたら、手で揉んだり、コップの底で押したりして潰し、大豆の粒がなくなる様にしてください。
ミンチを使用される方は、穴が5mm位のものをご使用ください。
大豆を手で細かく潰します
作り方8
大豆を細かく潰し終えたら、作り方7で混ぜておいた麹と塩の中に入れ、さらに混ぜ合わせます。
途中で下記の種水とは…の写真の様に、作り方4で取っておいた種水を入れ、よく混ぜ合わせます。
全ての材料を混ぜ合わせる
種水とは…
※種水とは、味噌の水分調整の為の水です。
実際は、その都度のkg数や麹の重量により異なる為、手作りみそセットをご購入された際に、レシピを添付するので、そちらに種水の分量は記入してお送りいたします。
味噌の水分調整の為の種水
作り方9
味噌がよく混ざったら、容器に入れていきます。
その際、しっかり空気を抜くように詰めていってください。
空気を抜くように
作り方10
上からサランラップをかぶせ、表面にも空気が入らないように、空気を抜きます。
サランラップをかぶせる
作り方11
サランラップをかぶせた上から、中ブタをします。
中ブタをする
作り方12
最後に重石を乗せます。
(重石は仕込んだ味噌の3~4割程度の重さです)
味噌は25~30℃で保存すると約1~2ヶ月で熟成します。冬場は暖かい部屋で熟成させてください。
表面に水分が上がってきたら、味噌が熟成してきたという目安です。
※熟成期間が早いと甘い味噌、長いと味が濃く赤だしに似た味噌になっていきます。
お好みで熟成をすすめてください。お好みの熟成になったら、味噌を冷暗所か冷蔵庫に入れて保管してください。
重石を乗せる